ペットは体調が悪くても痛くても、飼い主に大声で伝えることが出来ない。アイコンタクトと普段との仕草の違いを飼い主が見抜いて手を打つ以外には病気は悪化してしまう。 

 先週から今週にかけて、ナナが胃腸の調子を崩し、今週はルイが調子を崩した。ナナの場合には症状も軽く投薬と療養食で回復したが、ルイは、半日入院、点滴治療まで大事になってしまった。夫婦が交互に有給休暇を取得して看病して回復したので安心した。

 当然だがペットの医療費に健康保険は無い。厳密にはペット保険もあるが手続きも面倒で私は1年で辞めてしまっている。実はルイが2歳の時に大病をして1週間入院治療を受けたことがあり、費用は20万円を超えた。保険に入っていたが保険会社と提携していない動物病院の費用請求は、手続きがあまりにも複雑怪奇で結局全額自腹で支払った。フレブルを買うということは「車を維持するのと同じ」と言われて覚悟は出来ている。何よりも入院中に空のゲージを見て涙する日々を思い出すと費用の事は頭から飛んでしまう。

 今回の2頭の医療費は合計で4万円を超えている。だが、元気になり目の前で居眠りしている2頭を見れば惜しいとか高いとかの感情は無い。天寿を全うするまで2頭には傍に居てほしい、、、家族として過ごす時間が延びるなら喜んで働いて稼ごうと思う。

 しかし、動物病院も大変だと思う、、、、。前回のルイの大病の料金が異常に高いのは休日にスタッフを招集してもらって手術準備までした結果だからスタッフの休日出勤手当も入っている。休み返上で緊急招集してくれたスタッフには頭が上がらない。

(「わがままワンコとの生活」SSブログより移動)